初代ダイハツ コペン 痛車フルラッピング施工事例|平面の絵に命を吹き込む
初代ダイハツ コペン(L880K)の一台まるごとを使った、痛車フルラッピングの施工事例です。オープンカーならではの小さく複雑な曲面ボディに、キャラクターイラストとスポンサー風ロゴを全身へ巻き込みました。単色のフルラッピングとは違い、絵柄の位置合わせが仕上がりを大きく左右する一台です。

平面の絵に、曲面で命が宿る
デザインはまず、前・横・上を平らに展開した三面図の上で組み立てます。けれどその段階では、キャラクターもロゴも、まだ紙の上でおとなしく整列した平面の絵でしかありません。命が入るのは、そのデータを実車へ巻いた瞬間です。ボンネットの膨らみ、ドアの肩、フェンダーの張り出し——平面では真っ直ぐだった線が立体の上で起き上がり、キャラクターが車体の丸みに沿って初めて「そこにいる」ように見えてきます。
だからこそ、三面図から実車へ移すときの読みが肝心です。曲面で絵柄がどう伸び、どこで折れて見えるかを見越して割り付けなければ、顔が歪んだり、文字のバランスが痩せて見えたりする。平面の絵を、立体の上で自然に立ち上がらせる。そのための位置合わせに一番時間をかけています。


ボンネット・ルーフの大きな面は絵柄の主役
ボンネットとルーフは、遠目にも一番目立つ主役の面。大判のイラストとタイトルロゴをまとめて配置し、平面から曲面へ落ちる縁の部分までフィルムをしっかり追従させています。面が大きいほど、貼りジワや浮きが出やすい箇所です。


リアまで途切れさせない一体感
リアゲートやバンパーまで絵柄とロゴを回し込み、どの角度から見ても一台で完結するデザインに。スポンサー風のロゴステッカーも、実車のレース車両のように余白へバランス良く散らしています。

痛車から社用車まで、フルラッピングという選択
キャラクターイラストを全身にまとう痛車は、フルラッピングの中でも最も難易度が高いジャンルのひとつです。塗装では表現できない多色・グラデーションのイラストを、そのままの発色でボディへ移せるのがラッピングの強み。剥がせば元の状態に戻せるため、愛車を傷つけずに世界観を全開にできます。
そして、この「平面の絵を立体へ正確に起こす」技術は、趣味の一台に限りません。会社のロゴやブランドを車体に落とし込む社用車・営業車のフルラッピング、複数台をまとめて統一する商用車のフリートマーキング(車両マーキング)も、まったく同じ工程で仕上げます。個人の痛車から企業の車両マーキングまで、フルラッピングをご検討の方はお気軽にご相談ください。


























