サイドデカールの貼り方(水貼り施工)|位置合わせ・水抜き・剥離のコツ
サイドデカールの施工手順と注意点をまとめています。
施工前に環境・工具・注意事項を確認してから作業を行ってください。
■ 使用する工具

- スキージ
- マスキングテープ
- スケール
- 水溶液
- マイクロファイバータオル
水貼り施工では、水溶液を使用します。
目安は、水100に対して中性洗剤1〜2程度、少し振って少し泡立つ程度です。
■ 施工環境の目安
施工環境によって仕上がりは大きく変わります。
・推奨温度:15℃〜30℃
・寒すぎると接着剤が脆くなる
・暑すぎるとフィルムが柔らかくなりすぎる
ホコリ混入を防ぐため、屋外よりも屋内での施工を推奨します。
施工前の注意事項
- 製品購入ページの推奨施工法が基本です
- 商品ページの推奨施工法に従ってください
- ウェット施工では水溶液を使うことで位置調整がしやすくなります
- 気泡やシワの発生を抑えやすくなります
施工前の準備

商品到着後、すぐに平らな場所に置いてシワやクセをなじませます。
透明や和紙のアプリケーションフィルムの上からスキージなどで再度ならします。
ゴミ混入を防ぐため、施工に不要なパーツはできるだけ取り外してください。
パーツが取り外せない場合は、周辺や隙間をできるだけ綺麗に清掃しておきます。
施工手順
STEP 1|貼る位置を確認する
(汎用マニュアルのため参考例の車両です。)
まず、車体に仮合わせを行い、全体の位置を確認します。
この段階でデカールの高さ、前後位置、見え方のバランスを見ます。
STEP 2|基準位置をマーキングする

ドアとドアの間など、カットする中心位置をマーキングします。
ガイドにはマスキングテープを使うと位置が出しやすくなります。
STEP 3|平らな場所でカットする

マーキングした位置を基準に、平らな場所でカットします。
フィルムはエンブレムにかかる箇所や不要な位置を先に抜いておく方が施工しやすくなります。
STEP 4|再度位置合わせする

カットしたデカールを車体に当て、改めて位置を確認します。
ドア部はセンターでカットして処理する前提なので、左右のつながりをここで見ておくとズレにくくなります。
STEP 5|裏紙を剥がして水溶液を散布する

裏紙をはがし、水溶液を散布します。
水貼りではこの工程が位置調整と貼りやすさに直結します。
STEP 6|位置を合わせて水抜きする

位置を合わせながら、水しごきして水を抜いていきます。
水が残っている箇所があると綺麗に貼れません。
この工程は急がず、中央から外側へ順に抜く意識で進めます。
STEP 7|アプリケーションフィルムを剥がす

アプリケーションフィルムをゆっくり剥がしていきます。
急に剥がすと下地に食い付いていない部分が浮く場合があります。
その場合は、アプリケーションを剥がして再度上からこすり、水を抜いてください。
ドアエッジ部分はアプリケーションフィルムを剥がしてからドライヤーを当てながら折り込み処理をするとつきやすいです。
その際は手のひらで丸め込むように貼ると簡単です。
空気が残らないように注意してください。
STEP 8|仕上げ確認

全体を確認し、ズレ・浮き・水残りがないかを見て完成です。
エアー・水残りの対処
- 基本的にエアー残りは水貼りによる水残りです
- 作業後に水が残っていることに気づいた場合は、なるべく早く外側へ出してください
- どうしても抜けない場合は、安全ピンや尖ったカッターなどで極小の水の抜け道を作り、抜いてください
- 無理に力を入れるとフィルム破損の原因になります
施工のコツ
- ドアの継ぎ目は先に基準を出しておく
- 一気に貼らず、位置確認と水抜きを分けて考える
- エンブレムや段差にかかる箇所は先に処理しておく
- アプリケーション剥離は急がない
よくある失敗
- 位置決め不足でラインがずれる
- 水抜き不足で浮きや濁りが残る
- アプリケーションを早く剥がしすぎてデカールが浮く
- ゴミやホコリが混入して仕上がりが悪くなる
まとめ
サイドデカールの水貼り施工は、
貼ること自体よりも、位置決め・事前カット・水抜き・剥離の丁寧さで仕上がりが決まります。
焦らず、各工程を分けて進めると、ラインが安定しやすく綺麗に仕上がります。























