MINI F55/F56 エンジンフードストライプ Remove The Lineの貼り方|ウェット施工

MINI F55/F56 エンジンフードストライプ Remove The Lineの貼り方|ウェット施工

MINI F55/F56用フードストライプ「Remove The Line」のウェット施工手順です。outside line / inside lineのどちらにも共通する、位置出しからアプリケーションフィルムの剥離までを、F55/F56の施工写真で説明します。

対象商品購入商品がウェット施工指定で、デカール表面にアプリケーションフィルムが付いている場合の手順です。
同じMINI用ストライプでも、商品・フィルムの種類によって施工指定が異なります。商品ページや同梱案内がドライ施工・水溶液禁止と指定している場合、この手順を使わないでください。

写真と寸法はF55/F56用「Remove The Line」の例です。R55/R56/R57用の施工位置・寸法とは異なります。outside lineとinside lineは、必ず購入した商品の画像・形状に合わせて確認してください。

使用する工具

ウェット施工に使う道具の公開済み写真
既存のウェット施工マニュアルで使用している道具写真です。
  • スキージ(アプリケーションフィルムを傷めにくい柔らかい面を使用)
  • マスキングテープ、メジャー
  • 水溶液、霧吹き
  • マイクロファイバータオル

道具写真は共通の例です。写真に写るヒートガンや刃物は、この手順では使用しません。

アプリケーションフィルムについて

台紙・デカール・アプリケーションフィルムの層構造を示す既存図解
デカールを保持する表面のアプリケーションフィルムと、裏側の台紙は別の層です。

この説明書の対象商品には、透明または和紙タイプのアプリケーションフィルムがデカール表面に付いています。施工前に、デカールがアプリケーションフィルム側へしっかり付いていることを確認します。裏側の台紙を剥がす工程と、施工後に表面のアプリケーションフィルムを剥がす工程は別です。

施工環境の目安

  • 施工面の温度は15〜30℃を目安にし、商品に別の指定があればそちらを優先します。
  • 直射日光で高温になったフードや、風・ホコリの多い場所での作業は避けます。
  • 水を使うため、できるだけ風の少ない屋内で施工します。

施工前の位置確認

MINI F55/F56のフードストライプ位置基準図。フロントガラス側約770mm、車体前方側約505mm
F55/F56用の配置図。左右ラインの内側角同士の間隔を、フロントガラス側で約770mm、車体前方側で約505mmに合わせます。

台紙が付いたまま左右のデカールを仮置きし、購入したoutside line / inside lineの形状と向きを確認します。上の図の約770mm・約505mmはF55/F56用の目安です。フードのプレスラインと左右のバランスも見て、位置が決まったらマスキングテープで角や基準線に目印を付けます。

剥がす前に台紙からデカールを剥がす前に、仮置きと目印を終えてください。反対側も同じ基準で確認します。R55/R56/R57用の寸法を流用しないでください。

施工手順

STEP 1|シートと施工面を整え、水溶液を準備する

アプリケーションフィルムの上からスキージでデカールを押さえる
原本のSTEP 1と同じ施工写真。アプリケーションフィルム越しに押さえます。

商品到着後はシートを平らに置き、輸送中に付いたシワやクセを落ち着かせます。アプリケーションフィルムの上からスキージで軽く押さえ、デカールとの密着を確かめます。フードの貼付範囲を洗浄し、油分・ワックス・ホコリを取り除いてください。

霧吹きに水100:中性洗剤1の割合で水溶液を準備します。購入商品に別の濃度指定がある場合は、その指定を優先してください。

STEP 2|裏返して台紙からデカールを剥がす

シートを裏返し、台紙をデカールとアプリケーションフィルムから剥がす
裏返した状態で、台紙側をゆっくりめくる施工例。

位置の目印を確認してからシートを裏返し、デカールをアプリケーションフィルム側に残しながら、裏側の台紙をゆっくり剥がします。デカールが台紙に残る場合は無理に引かず、いったん戻して表面から押さえ直してください。

STEP 3|フードへ水溶液を散布する

MINI F55/F56のフードの貼付面へ水溶液を散布する

清掃済みのフードの貼付範囲へ水溶液をむらなく散布します。乾いた部分に糊面が先に触れないようにしてください。

STEP 4|デカール側にも水溶液を散布する

F55/F56用フードストライプ側へ水溶液を散布する施工例

台紙を剥がして露出したデカールの糊面側にも水溶液を吹きかけます。デカール同士が貼り付かないよう、端を支えながら作業します。薄いフィルムを勢いよく引くと伸びや破れにつながるため、急がず作業してください。

STEP 5|目印に合わせて位置を決める

F55/F56のフードにストライプを置いて位置を合わせる

濡らしたフードにデカールを静かに置き、マスキングテープの目印と図の間隔を見ながら位置を合わせます。片側だけで決めず、左右の角の空きと前後のバランスを確認します。outside line / inside lineの見え方は購入した商品画像を基準にしてください。

STEP 6|水とエアーを中央から外へ抜く

アプリケーションフィルムの上からスキージで水と空気を抜く

柔らかい面のスキージでアプリケーションフィルムの上から押さえ、中央から外縁へ水と空気を逃がします。通る範囲を少しずつ重ね、端まで押し残しがないか確認してください。水やエアーが残ると気泡や浮きの原因になります。

STEP 7|貼付状態を確認してアプリケーションフィルムを剥がす

表面のアプリケーションフィルムをゆっくり剥がす施工例

原本の約30分は、表面のアプリケーションフィルムを剥がす前に貼付状態を確かめる目安です。施工後の接着が安定するまでの時間とは別で、気温や水分量によっても変わります。デカールがフードにしっかり付いていることを確かめてから、表面のアプリケーションフィルムだけを低い角度でゆっくり剥がします。デカールが一緒に浮く場合は剥離を止め、戻して押さえ、さらに待ってください。反対側も同様です。

STEP 8|左右と端部を確認して完成

MINI F55/F56用アウトサイドリムーブのフードストライプ完成例
F55/F56用outside lineの公開済み完成写真から、フード周辺を表示しています。inside lineはライン形状が異なります。

左右の間隔、端部の浮き、水・エアー残りを確認し、周辺の水をマイクロファイバータオルで軽く拭きます。購入した商品画像のライン形状と仕上がりを見比べて完成です。

施工後は約48時間を目安に洗車を控え、端部はやさしく扱ってください。気温が低い場合や水分が残る場合は、端部の密着を確認してから洗車します。高圧洗浄で端部に直接水を当てないでください。購入商品に別の指定があればそちらを優先してください。

エアー・水残りの対処

アプリケーションフィルムを剥がす前に水や空気のたまりを見つけたら、中央側から近い外縁へスキージでゆっくり逃がします。端部は水分が残りやすいため、フィルムが浮かないか丁寧に確認してください。

抜けない場合商品の指示なしに針やカッターで穴を開けないでください。無理に押し潰さず、販売元または施工店に確認してください。

よくある失敗

  • 別型式の寸法を使う:F55/F56は約770mm・約505mmの図を基準にし、R55/R56/R57用の寸法と混同しません。
  • outside line / inside lineを取り違える:購入した商品画像とデカールの向きを、台紙を剥がす前に確認します。
  • 目印なしで貼り始める:台紙付きのまま仮置きし、マスキングテープで角や基準線を記録します。
  • 水・エアーを残したまま剥離する:中央から外へ十分に抜き、デカールの貼付状態を確認してから表面のフィルムを剥がします。
  • ドライ施工指定品に水溶液を使う:この手順を適用する前に、必ず購入商品の施工指定を確認します。

まとめ

F55/F56用「Remove The Line」は、購入商品の施工指定とライン形状を確認し、左右の位置を先に決めることが重要です。ウェット施工指定品では、施工面とデカール側を濡らして位置を合わせ、水とエアーを十分に抜き、定着を確かめてからアプリケーションフィルムを剥がします。

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