ストライプデカールステッカーの貼り方(汎用)|失敗しないドライ貼り施工の手順

ストライプデカールステッカーの貼り方(汎用)|失敗しないドライ貼り施工の手順

アプリケーションフィルムを使わず、ストライプデカールを直接貼るドライ施工の手順を、実際の施工写真に沿って紹介します。位置決め、仮固定、台紙の剥離、圧着まで、順番に確認してから作業してください。

施工方法このページはドライ施工専用フィルム向けです。ウェット施工は厳禁です。
水溶液は使用しません。必ず購入した商品のページや同梱案内に記載された施工方法を確認し、ドライ施工指定の商品のみにこの手順を使ってください。

掲載写真はフェラーリ車両のフードストライプ施工例です。実際の商品ではストライプの形状・長さ・貼付位置や、周辺パーツの構成が異なる場合があります。

使用する工具

既存のドライ施工マニュアルと共通の道具写真。スキージ、マスキングテープ、メジャー、タオル、ヒートガン、カッター
  • スキージ(表面に当たる側が柔らかいもの)
  • マスキングテープ
  • メジャー
  • マイクロファイバータオル
  • ハサミ(STEP 8で裏紙を切り分けるため)

写真は既存のドライ施工マニュアルと共通の道具例です。写真内のヒートガンは商品が加熱を指定する場合のみ、カッターは切断が必要な場合のみ使用します。STEP 8で使うハサミは写真に含まれていません。

フィルム本体の長さを整える必要がある場合は、作業に適した刃物を使用してください。刃物は車体から離れた作業台で使用し、塗装面の上では切らないでください。

施工環境の目安

  • 施工面の温度は15〜30℃を目安にします。商品に別の指定がある場合は、その条件を優先してください。
  • 寒すぎるとフィルムや粘着面が硬くなり、熱すぎると柔らかくなって扱いにくくなります。直射日光や走行直後でフードが熱い場合は、冷めてから施工してください。
  • ホコリや風の影響を受けにくい屋内での施工をおすすめします。

施工前の確認

ストライプを台紙付きのまま車体へ仮置きし、商品の指定位置、向き、必要な長さを確認します。位置決め前に台紙を剥がさないでください。

商品タイプこのストライプデカールはアプリケーションフィルムを使いません。デカール本体を台紙から剥がし、車体へ直接貼るドライ施工です。アプリケーションフィルムの貼り合わせ準備や、施工後に剥がす工程はありません。

写真の工程では、取り付け位置に目印を付け、片側ずつ台紙を剥がして圧着します。まだ貼らない部分の糊面を車体へ触れさせないようにしてください。

施工手順

STEP 1|施工面を洗浄・脱脂する

赤いフードの施工面をマイクロファイバータオルで拭き取る様子

洗車後の水分を拭き取り、施工箇所のホコリ、油分、ワックスなどを取り除きます。洗浄・脱脂用品の使用方法に従い、施工面を十分に乾かしてください。

STEP 2|エンブレムや周辺パーツを確認する

フードのエンブレム周辺をマスキングテープで保護した施工例
写真はエンブレム周辺を保護した例です。

施工箇所にエンブレムやパーツが重なるかを確認し、その周辺も清掃します。取り外しが必要な場合は商品や車両の指定に従い、無理に外さないでください。

STEP 3|ストライプの長さを確認する

台紙付きのストライプをフードに当てて必要な長さを確認している写真
写真は長さを確認している例です。実際に切るときは車体から離してください。

台紙を付けたままストライプを車体に当て、商品指定の位置に必要な長さを確認します。端の余分な部分を切る必要がある場合は、いったん車体から離して作業台で切ってください。

STEP 4|貼り付け位置を割り出す

フード上のストライプの位置と端のバランスを確認する施工写真

商品の位置指定を基準に、フードの端や周辺パーツとの間隔、ストライプの向きと全体のバランスを確認します。写真の車両と同じ寸法を別の商品へ当てはめないでください。

STEP 5|マスキングテープで仮固定する

位置決めしたストライプをマスキングテープで仮固定した状態

貼る位置が決まったら、台紙付きのままマスキングテープで固定します。貼り始める側をめくっても位置が分かるよう、端の目印を残してください。

STEP 6|端部の目印を確認して整える

マスキングテープを基準にストライプ端部の切る位置を確認している施工写真
写真は切る位置の確認例です。塗装面の上で刃を入れないでください。

片側のマスキングテープを目印に、施工する端の位置を確認します。端部を切りそろえる必要がある場合だけ、車体から離した平らな場所でフィルムを整えます。

刃物の注意車体上ではハサミ・カッターを使用しません。デカール本体と台紙のどちらを切るかも、商品指定と実物を確認してから判断してください。

STEP 7|片側の裏紙を少しずつ剥がす

仮固定したストライプの片側をめくり、白い裏紙を剥がす様子

仮固定を保ったままストライプの片側をめくり、裏紙を施工する分だけ剥がします。糊面が意図しない場所に触れないよう、未施工部分を浮かせて支えてください。

STEP 8|剥がした裏紙を切り分ける

ストライプの裏紙をハサミで切り分ける施工写真
切るのは裏紙です。刃先がフィルム本体や塗装面へ触れないようにしてください。

剥がした裏紙を車体から離した位置で切り分け、これから貼る側の糊面を扱いやすくします。反対側の裏紙は残し、先に全体を車体へ落とさないようにします。

STEP 9|目印に合わせて位置を戻す

マスキングテープの目印に向かってストライプの位置を合わせる写真

先に付けたマスキングテープの目印を見ながら、浮かせていたストライプを狙った位置に戻します。糊面を一度に置かず、位置が合っていることを確認しながら進めてください。

STEP 10|スキージで外側へ圧着する

スキージでストライプの空気を外側へ抜きながら圧着する様子

貼り始めた側からスキージを動かし、空気を外側へ逃がしながら少しずつ圧着します。写真のように柔らかい当て材の付いた面をフィルムに当て、硬い縁で表面をこすらないようにしてください。スキージの通る範囲を重ね、端まで押さえ残しがないか確認してください。

反対側もSTEP 7〜10と同じ要領で、裏紙を少しずつ剥がして圧着します。最後にマスキングテープを外し、清潔なタオルで周辺を拭き上げます。

エアーが残ったときの対処

この説明書のドライ施工用フィルムは、空気が抜けやすいエアフリー仕様として紹介されています。ただし、気泡が大きいと排気用の溝だけでは抜けないことがあります。

施工中に大きな気泡を見つけたら、無理に押し潰さず、まだ貼り付いていない側の端を少し浮かせて空気を外へ逃がし、再びゆっくり圧着してください。すでに強く貼り付いた部分を勢いよく剥がさないでください。

加熱の注意曲面に合わせる際も、ヒートガンで異常に伸ばすと色が変わり、強すぎる熱で表面のラミネートが曇るおそれがあります。商品の指定がない加熱を行わず、必要な場合も一か所を熱し続けないでください。

よくある失敗

  • ウェット施工をしてしまう:このページの対象はドライ施工専用です。水溶液を使わないでください。
  • 位置決め前に裏紙を剥がす:台紙付きのまま位置を確認し、目印と仮固定を済ませます。
  • 未施工部分が先に貼り付く:剥がす裏紙を少しずつにし、糊面を浮かせて支えます。
  • 大きな気泡が残る:貼り進める前に、未施工側から外へ空気を逃がします。
  • 刃物や熱でフィルム・車体を傷める:カットは車体から離し、加熱は商品指定の範囲に留めます。

まとめ

アプリケーションフィルムを使わないドライ施工専用ストライプは、洗浄・乾燥した施工面で位置を決め、マスキングで固定してから片側ずつ裏紙を剥がします。目印に合わせ、スキージで外側へ空気を逃がしながら直接圧着してください。

車種や商品で貼付位置とフィルム仕様は異なります。購入した商品の指定を優先し、ウェット施工は行わないでください。

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